ガンスタさんに投稿してみたが、反響が薄いナリ…
今回、部分塗装だけに留めて成型色フィニッシュ(& UVカット光沢クリアースプレーを吹き付けてては磨き…でほぼ一本使った)したんですけどね、写真をまともに撮影すると普通ツヤテカに周りの風景写り込まぬようライティングとか工夫しますわな、するってーとツヤテカが目立たない訳ですわ。
だから一枚、逆光気味に撮影して敢えて周りが映り込むようにした写真をトップ下に仕込んだんだけど、どうにもそれが理解されてない感。上に挙げてるペイルライダー の腿とか胸排気ダクト下の緑色は撮影時に着ていた緑色のTシャツがツヤテカ面に写り込んだ(ツヤテカを見せるためにそのように撮影した)もので、なんか特別な塗装をしたわけではなく、ツヤテカ効果による物なんだけどな…(トオイメ
暗色部は磨いただけで研いでは居ないもののかなり平滑面出せててちゃんと周囲のものが映り込む程度に仕上がってる。車にコンパウンドかけてワックスした程度にツヤテカなんだが、バフ研摩してミラーフィニィッシュしなきゃダメか? やっちまうぞ畜生!(仕事で金属面鬼磨きしてミラーフィニィッシュは何度かしたことがあるが、こんなちっこいもんそこまでやるか感もあったり)
とりあえずツヤテカしてみた結果得られた知見を列記しておく。
1.平面出しについて。
2000番フィニッシュでもいーかも。やりゃあ分かるが2000番ぐらいだとプラ面がまだ荒れてる感じだが、クリア吹いて塗膜が出来たら4000番まで磨いたのと明確な差は出ない。クリア吹き無しでツヤテカさせたいなら4000どころか10000番ぐらいまで磨き上げる必要があるが。
2.むしろクリア吹いた後が本番
相当希釈して7〜8回で塗面作るならどうか分からんけど、スプレー缶で仕上げるとやはり粒感や塗料の表面張力その他による面の歪みが出る(だから研がねばならないのだが) ツヤテカにする際はトップコート後も表面の磨きが必要であり、仕上げにスプレーではなく、仕上げにコンパウンドやティッシュでの研摩ですなぁ。
3.指紋問題
先に書いたように、普通我々はプラモを艶消し仕上げにすることが多いので気にしないが、ツヤテカ仕上げだと「上手く撮影すると」周囲のブツが映り込む。そしてそのレベルまでツヤテカだと指紋とか目立つので鑑識課が使うような白手袋必要。今回は写り込まない所に指紋が付いてるちゅーか、角度調整して都合のいいとこに写り込ませてる。
宇宙刑事シリーズの撮影でも問題になったらしいが、極度のツヤテカを実現するとツヤテカにより撮影機材が写り込んでしまうらしく、せっかく作ったツヤテカスーツはギャバンダイナミックとかのバンクでしか使えないなんて事もあったらしい。(あれを多用すると音声さんや照明さん、カメラさんが映ってしまうんだと!)
それ知ってたんでカメラ真正面に来る面をピカピカにして逆光位置に配置し、自分をレフ板の様にして色を写り込ませた。たまに特殊塗装で緑や赤のテカリを再現してる人いるが、撮影時だけならライティングとレフ板で色付きのテカリを出すことはできる。
また、テカテカモデルだと極端な明暗が付く(テカ部がすぐ露出オーバーこく)ので「上手くいけば」ハイコンストラスト効いたメカメカしい絵が撮影できる。被写体として面白いのでみんなもやればいいのにー(いいのにー