ジム系HGUC制覇を企む私です。で、一応系統的には全種組んでは見たと言いたいが為に陸戦型ジムを捜し求めたが旧キットが見つからんのでとりあえずリバイブした200番台の方を組み立てた。
んでだ。リバイブシリーズは全体的に可動域を広げてブンドドするのが楽しいシリーズを目指して作られてる。結果割と劇中イメージから乖離してたりする訳で、その意味では確かに設定画や劇中作画とは似ていないのである。
まぁ、元がこんなんだからな。
確かにコレを陸戦型ガンダムと並べたらアレだが、隣に並べるとしたらいつか発売されるリバイブ版の陸戦型ガンダムじゃないのかなと思わんでもないのだが…
それはともかく、動きや身体バランスを見てみよう。
こんなアングルだと少し胴が短い「いつものアレ」ではあるのだが…
膝の関節が割とスネの奥にあるので見た目よりスネが短く、腿が長いのだ。また、腹関節が割と良く動くし脚の可動範囲もいい。膝立ちが決まって…る?
膝立ちから左足に重心を掛けて腰を上げ、右足を踏み出す各ポーズをコマ割りしてポーズ取らせてみると、ちゃんと自立する。重量バランスがプラモと同じであればこの機体は手やスラスター使わずモーターの力で立ち上がれる。
良くジムスナ2の膝立ちと言われているポーズだが、このモデルはスネが長過ぎて重心位置直下に支点(≒足)を置けない。このポーズからすげぇ立たせるのに苦労するぞ。
普通膝立ちでの射撃ってこんなんではないのかと…
「そういう意味で」陸ジムは人体としてバランスがいい。
凄く重心バランスが取りやすく、動かした時の安定性が実にいい。更に体側伸ばしなどができるので、ガンプラのくせに偏立(コントラポスト)できるたー珍しい奴だ。また、腹の関節構造が人体と異なるのが幸いして、身体を前屈気味にすると身体バランスが改善するというオマケまでついている!
ロボットのプラモとしてだけ見たら、大変に素晴らしい出来だろう。
まぁ、アニメや設定画とは違うが。