では、素体が出来た所でサックサクと。
私の場合、モデルをレイヤーに分けて各部を作っていく感じで造型するので、衣服の下になる所の露出する所から成形する順番になる。また今回のモデルはやたら細いので剛性がまるでない。その為足のブーツの部分から形を作り始めた。前にも書いた通り、ブーツもやはりその下に空間が出来てしまう所にしわがより易いので、パテ盛って大体の形を作ってから、デザインナイフを峰打ちにして皺を作る感じである。
今回肩アーマーをかなり早い段階で作っているのは、色々成形した後に肩アーマー付けるとやたら出っ張ってしまうから。
チェインメイル(ホゥバーク)の下の部分を作ったら、次はサーコートの上部だ。まず乳の下にパテを付け、バストラインを殺さぬように成形する。当然乳の下の部分には柔らかいパテが残るので、そこに左胸のバストトップを起点としたしわを入れる。
その後、ごく少量パテを胸の上の方に盛り付け、襟の部分のしわを作る。この際にしわの末端が肩アーマーの下の方に潜り込むようにできるとベストであろう。
図書館行ってしっかりガントレットから肩アーマーまでの実在の鎧の形状を把握し、再度鉄腕を作る。ある程度できたらバランスを見つつ修正、修正and修正。髪の毛も付けた。
サーコート前の下の方が形状気に食わんかったンで作り直し。ついでに家の中でゼムクリップを発見したので、伸ばして槍の柄に使う。
サイドからの図。胸の張り出しはこんなもんだろう・・・・これでもかなりの巨乳であるかと思う。
そして、顔。顔って言うか唇と目。粗すぎて判らんね・・・・まぁ、槍の柄の部分の太さが1mm前後なので、その1mm前後の幅で目の輪郭を無理やり作っているのだから、iPhoneのカメラで綺麗に撮影できなくても仕方が無い。目の上端(睫毛?)部分を作っているパテを乗せる前、捏ねて乗せる前のパテの細さは私の髪の毛よりも少し太いぐらいだった。デザインナイフの先の方にほんの少しだけ付けたパテを乗せ、形を確認しつつ要らない部分をそぎ落とし、それで作ったのがこの口と鼻なのだ。
サーフェイサー吹くとこんな感じ。割合可愛くね?
全身像